体内に投入した放射線同位体から放出される放射線を検出して画像にする検査です。
サンティグラフィ検査室の入口には原子力発電所みたいに放射線物質取り扱い注意の看板がついている。
体内に注入する放射線物質はごく少量で、人体には有害ではありませんが、妊婦にはこの検査は禁止されてるし、
注射をする看護士は白衣の上に分厚い錘のようなエプロンをつけて放射能から身を守っている…って井出達だし、
その注射をした患者は一般トイレが使えず、放射線物質を注射した患者専用のトイレしか使っちゃだめと言うんです。
検査とはいえ、そういう物質をわざわざ体内に注入するってのは、なんだか微妙ですねー(苦笑)。
注射はあっという間に終わり、「検査は午後1時からですから、12時半すぎに待合室に戻ってきてください」。
放射線物質が体の全体にいきわたるまで3~4時間おいて検査になるそうです。
待合室で待ってるには長すぎるので、病院を抜け出し、アンドレ・シトロエン公園を散歩した。
今日はちょっと肌寒い曇天ですが、桜のつぼみがふくらんでおり、早咲きの桜が開花してました。
腕が上がらないので、ちょっと写真がぶれぎみですが、こんな感じ。
MRI検査は音が煩いのでヘッドフォンで音楽(昔のロックだった。先生の趣味?)を聞きながらの検査でしたが、
こちらは目を閉じて瞑想するように横たわり、ちょうどいい昼寝タイムとなりました(笑)。
安らかに寝ていたので、「あれ、もう終わり???」と思ったほど。20~30分で終了です。
検査結果は1週間後に自宅に郵送されるそうですが、「骨には異常ありませんよ。よかったですね」と
検査を担当したドクターが速報を伝えてくださった。この検査でガンの骨への転移などが読み取れるのです。
安心して帰宅できますが、その前に婦人科病棟に足を運ぶことにした。
ドレーンを抜いてから、わきの下あたりが少しづつ腫れはじめ、痛みがあるのです。
ネットで調べたところ、リンパ液が溜まっている…のではないかと思われる。
病院に検査に行ったついでに、婦人科に立ち寄って診てもらうことにした。
まず看護士さんが診てくれて、「腫れてますねー」と手の空いてる先生を呼んできてくれましたが、
先生は「赤く腫れてたら感染症の疑いがあるけれど、そうじゃないから、しばらく様子をみましょう」
たまにリンパ液が溜まる人がいるそうですが、そのうち自然に消えるというのです。
何の手当もしてくれなかったけど、先生に診てもらったので一安心。
次に病院に行くのは2週間後。今後の治療についての相談です。